今やお手軽にスマホで写真が撮れる時代で、飲食店の料理や観光地での風景、
またメルカリやヤフオクなどでの商品撮影をやったことがある方は
結構多いと思います。
そんな中、思っていたよりも暗く写っていたり、逆に明るく写っていたり
することがあると思います。
その原因は、カメラ初心者のほとんどの方は、オート設定で撮っている為です。
だって、スマホで撮影だとカメラアプリを起動して、シャッターボタンを
押すだけで簡単に撮影できてしまいますからね。
では、今回は白と黒の布、白と黒をメインとした物を準備しましたので、実験
してみましょう。
実験その1 白をメインとした物の撮影
まずは、スマホのアプリを立ち上げてそのまま撮影。
要するにオート設定での撮影ですね。
はいこんな感じです。
ん~白いポケットティッシュに白い布がグレー寄りになっちゃいました。。。
暗い。。。
では、明るさを上げて撮影してみましょう。
露出補正を+1上げて撮影。
ポケットティッシュの色味が変わりましたね。
これは、カメラがオート設定だと白は明るすぎる!!
と認識してしまっていて、ご丁寧に自動で暗くして撮影してくれている
からなんです。(有難迷惑ってやつですね。。)
なので、白をメインとするような物の撮影の時は、予めプラス側に露出補正を
行った上で撮影すると良いです。
※基本的には+1を基準として補正し、あとは臨機応変に調整すれば良いと思います。
実験その2 黒をメインとした物の撮影
同じくオートで撮影。
これ、黒のシステム手帳なんですが、今度は明るくなりすぎて
グレーよりに。。。
明るくなりすぎってことは、暗くすれば良いんですねって事はわかりますよね。
では、明るさを下げて撮影してみましょう。
今回は露出を-2に設定してから撮影してみました。
初めは-1で撮影してみたのですが、まだちょっと明るめでしたので、
-2まで下げたらしっくりと来たので。
この場合、カメラは黒は暗すぎる!!
だから自動で明るくしてあげよう!って機能が働き、黒のシステム手帳なのに
色味を無視して、明るく自動補正しちゃったんですね。。。
(これも有難迷惑ってやつですね。。)
なので、黒や黒っぽいダーク系の物の撮影は、マイナス側に補正を
行ってから撮影すると良いです。
※基本的には-1を基準として補正し、あとは臨機応変に調整すれば良いと思います。
カメラのオート設定は思っているほど賢くない!!
カメラのオート設定は便利ではあるけれど、思っているよりは賢くない部分があるので、
そこは、オート機能でも手動設定が必要です!!